小御嶽神社-[天上山山頂]
1668年に、富士山五合目にある冨士山小御嶽(ふじさんこみたけ)神社より分祀し建立。富士山を正面に見据える立地です。
冨士山小御嶽神社の由来
小御岳は富士山が作られる前からあったいにしえの山。小御岳と古富士が土台となって、何度も噴火を繰り返し、いまの富士山の姿ができました。冨士山小御嶽神社は937(承平7)年、山岳信仰の聖地である小御岳山の山頂(富士山五合目)に鎮座、創建されました。山岳信仰の霊地として古くから祈りの場として多くの崇敬者、修行者が訪れました。
引用:富士の国やまなし観光ネット
御由緒
例祭日:6月6日
寛文八年(1668)五月六日、嘯山(うそぶきやま)山頂に鎮座、勧請。北麓農民は、農閑期には富士山に入山して木を伐り、角材・板材に木挽きをし、相模・伊豆・駿河方面に販路を開き、業としていた。そのため富士山入山中の無病息災を祈り、富士山五合目に小御嶽神社を創建した。
郷に残る家族は、入山者の無事を祈願するために、里宮志向から富士と対峙するこの地を選び、分祀し、祈願所としたと云う。
※天上山は、かつては嘯山とも呼ばれていました。
行き方
小御嶽神社のある天上山山頂へは、ロープウェイで天上山公園に上がりそこから山頂に向かいます。天上山公園の奥にある「三ツ峠方面」の入り口から、約15分ほどの山道となります。途中、三ツ峠への分岐がありますので、間違わないように注意しましょう。
野生の動物に関して
人通りの少ない山道を進みます。そのため、野生の猿を見かける事もありますが、決してエサなど食べ物を与えないようにしましょう。またごく稀にですが、熊の目撃も報告されています。できれば鈴などの熊よけを持ち歩くことをお勧めいたします。
※写真は、天上山のふもとに近い旧鎌倉街道にある看板
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